ゆれる真紀子氏の発言に野田政権の危機

大学の不認可の問題で、
野田政権は大きく傾いてしまっている。


もちろん野党もそのあたりをちくりと攻撃してくる構えだ。


その証拠に、二転三転した発言をする大臣の

「任命責任」

を求めるというように、
田中真紀子大臣だけでなく、
野田首相の責任問題として大きくかかげられている。


確かに、真紀子氏といえば
「はっきりとものを言って、周りに流されことが無い」
ということで人気を博してきた。
もちろん、お父さんの田中角栄の存在も大きいものであるが、
そのようなことは関係のないように真紀子氏の人気は大きかったのだ。


その真紀子氏が、
初めの会見から僅か数分後に記者会見の内容をひっくり返してしまうような発言は、
大きな波紋を呼んでしまうことは間違いない。


この問題は、国全体を揺るがしてしまうような問題ではなく、学生個人の将来をも左右しかねない問題だ。


このような問題の発言というのは、
他のどのような問題よりも慎重且つ冷静に発言するべきものです。


しかも、「首相と藤村氏に承諾を得ていた」
という真紀子氏の発言も、同日内に藤村氏に覆されてしまうなど、
民主党内でも大きな亀裂が生じ始めているような気もする。

この問題の対処をどのようにするのか、
野田総理の手腕が問われるきっかけになることは間違いない。


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タグ：田中真紀子　野田首相